TAKASHIMAYA BLOG日本橋タカシマヤ

~新しい風~ 中島潔絵画展

2020.09.10
みなさん、こんにちはヾ(*・∀・)/ !
まだまだお暑い日が続いておりますが、
吹いてくる風が涼しかったりと、
少しずつ秋の気配を感じられる季節がやってきましたね。

季節の変わり目は体調を崩しやすいですので、
みなさんもどうかお気をつけくださいませ。


さて、いきなりですが、いぬのぬいぐるみ「うめ吉」ってご存知ですか?
 もこもことしたかわいらしい見た目で、
一時期大人気を博していたぬいぐるみで、
記憶に残っている方も多いではないでしょうか?


ただいま本館5階イベントスペースでは
そんなうめ吉を生み出した、画家中島潔さんの作品を展示いたしております。
今日はその中島さんについて少しご紹介させていただきます。


〈中島潔さんの経歴〉

中島潔さんは1943年に生まれ、佐賀県で育ちました。
高校卒業後に上京して、一度は広告会社に就職し、アートディレクターを勤めていましたが、
1971年パリに渡り、絵画の勉強をした後、本格的に画家として生きていくことを決意しました。
その後、彼はNHKテレビの「みんなのうた」のイメージ画などで脚光を浴びることになります。
パリや中国でも個展を開き、2010年清水寺の成就院に46面の襖絵を奉納し、
2015年六道珍皇寺に連作5枚を奉納するなど、活発的に活動しています。


 〈中島潔作品の特徴〉

中島潔さんは『風の画家』と呼ばれています。

 絵画において、
目に見えない風を表現するというのは、非常に難しいと言われています。
そこで中島潔さんは風になびく髪の毛や植物の動き
丁寧かつ躍動的に描きこむことによって、
温かみを帯びた優しい風を表現することに成功しました。


 中島潔さんの作品ではカラフルな背景を描くことが多いです。
人物に関しましては、曲線的で少し誇張気味な手法で児童の柔らかい体を表現しており、
そこからあふれ出す生命力が感じられます。


しかしその一方、
人物のあどけない表情や、水彩画ならではの透明感によって
画面全体はどこか儚い雰囲気もまとっています。

矛盾しているように思われるかもしれませんが、
あたたかくて、懐かしくて、少しさびしい、
そんな中島潔さんが故郷に対する郷愁の気持ちがそこに込められています。



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今回の絵画展では
水彩原画17枚およびレフグラフファイン版画12枚
を展示いたしております。
  ※レフグラフファイン版画とは
  日本の伝統工芸「越前和紙」と最新のデジタル画像処理技術を融合させることによって、
  高度な「色彩表現」と「耐候性」を実現させた複製画の技術です。

そのほか、カレンダーやペンケース、一筆箋など、グッズも何種類かご用意いたしております。

秋の愁という言葉があるように、
秋というのは、猛烈な夏が終わり、段々と冷え込んでいくのに伴って、
なんとなく愁心が涌いてくる季節とも言えます。
そんな季節にぴったりの、郷愁にあふれる中島潔の世界を、
ぜひ堪能してみてはいかかでしょうか?


 
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~新しい風~ 中島潔絵画展
イベント期間 開催中~9/22(火・祝)
※最終日は5時閉場
会場 本館5階イベントスペース

お問い合わせ先: 5階玩具売り場
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