TAKASHIMAYA BLOG日本橋タカシマヤ

《振袖》文様豆知識!〜PART1〜

2020.08.18

みなさま、こんにちは!
振袖売場でございます。

売場では明日から始まる振袖フェスティバルに向けて、
絶賛準備中でございます…!


今回は、知っていると振袖選びが楽しくなる、
文様のお話をしようと思います。


取り上げる振袖はこちら、



2020年誰が袖好みの中からの一枚です。
赤地にピンクの染め分けが可愛らしい振袖ですね。


まずは、全体を覆う「ヱ霞」から。



その名の通り、ヱの形に似ている霞の中には、
七宝(しっぽう)亀甲(きっこう)、そして疋田(ひった)絞りの桜が描かれています。

〈七宝〉

円を重ねていく文様です。
七宝とは元々、仏教で、金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・瑪瑙・真珠の、
七つの宝のことで、いつからかこの文様を七宝文様と呼ぶようになったようです。

〈亀甲〉

正六角形の幾何学模様が亀の甲羅に似ているので、こう呼ばれています。
亀といえば、ご存知の通り長寿の象徴ですから、おめでたい柄ですね!

〈疋田絞り〉

絞り染の一つです。
鹿の背の模様に似ていることから、「鹿子(かのこ)絞り」とも呼ばれます。
職人の手によって、糸を使って一つ一つ絞られ、染められています。


全体に散らされた、丸の中には、
お馴染みの


そして橘(たちばな)が描かれています。
(ちなみに橘の後ろに小さく描かれているお花は、ですね…!)


橘は、きものがお好きな方には馴染み深い柄ですが、
一般的にはあまりピンと来る柄ではないかもしれません…。

といえば、3月3日の雛祭り
お雛様と一緒に飾られる橘の木をご覧になっているのではないでしょうか?

橘はミカン科の低木で、常緑樹であるため、
縁起の良い文様として古くから親しまれてきました。


そして最後は、目立たないけれど全体に入っている地紋について。

この幾何学模様に花を合わせた文様は、「本紋(ほんもん)」と呼ばれています。
この振袖のように、白生地(染める前の白い生地のことです)の地紋として、
よく用いられている柄です。

「本紋」とは、
紗綾形(さやがた)という幾何学模様に、菊と蘭が添えられたものを指します。
(ちなみに紗綾形は、卍(まんじ)を連ねたように見え、縁起が良いといわれる柄です)

本紋は昔、徳川家しか使ってはならない柄の一つだったそう…。
格式高い文様ですね。


たった一枚の振袖でも、これだけの種類の柄が入っていますから、
知っていると振袖選びがより一層楽しくなります!

ここには書ききれないくらい、その一つ一つには意味があり、
またそれぞれが繋がっていたり、組み合わせて使われていたりもします。

お好きな文様や、気になる文様を見つけながら、
自分だけの一枚を探してみてくださいね。


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《予告》【振袖フェスティバル】

8月19日(水)→9月1日(火) ※最終日は午後5時閉場
日本橋髙島屋本館S.C. 7階呉服サロン 振袖売場



「京都 おはりばこさんの
つまみ細工の髪飾りも多数ご用意いたしております。
(京都おはりばこについては、過去の記事をご参照ください)

◆8月21日(金)→24日(月)
◆8月29日(土)→9月1日(火)
両日程は、おはりばこスタッフが店頭にてご相談を承ります!


《個室でのパーソナルコンサルティングのご案内》

ご家族でゆっくりと御振袖をお選びいただけるように、個室をご用意して専門スタッフがお手伝いいたします。

〈ご利用方法〉

・事前ご予約制(先着順)
・ご予約受付 振袖売場 直通TEL (03)3246-4324 午前11時~午後6時
・ご希望日時、人数をお知らせください。都合により、ご希望に添えない場合もございます。
・事前のご連絡なく、ご予約時間を30分過ぎてもご来店いただけない際は、キャンセルさせていただく場合がございます。

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髙島屋振袖 2020年 新作コレクション

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新作の誰が袖好みを全て掲載しております。
是非ご覧くださいませ!


[振袖に関するお問合せ]
日本橋店本館7階 呉服 振袖売場
直通TEL:03-3246-4324


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