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文化勲章受章記念 今井政之 卒寿展

2020.09.23
ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ただいま美術画廊で開催中の展覧会をご案内いたします。

文化勲章受章記念
情熱の藝術 ー土と炎の先へー
今井 政之 卒寿展
■ →2020年9月29日(火)まで
■本館6階 美術画廊 ※最終日は午後4時閉場

2018年に文化勲章を受章された今井先生。
先生は1930年大阪生まれ、備前で修行されたのち、京都の楠部弥弌先生に師事。

1978年には故郷の広島県竹原市に登窯・穴窯を築かれ、象嵌技法の第一人者として幅広い焼成技法の研究に取り組んでこられました。

今回の展覧会では、全身の力を込めて挑まれた「大皿」、近年精力的に取り組んでいらっしゃる「白砂磁」、そして戦時中、疎開先での経験をもとに作られた平和を祈念した作品など、渾身の力作を一堂に展観いたします。



 
象嵌技法とは「象=かたどる」「嵌=はめる」、一つの素材に違う素材をはめ込む技法のこと。
先生は土に別の色土を嵌め込んでいらっしゃいますが、土には焼く時に縮む性質があるため、収縮率を計算しながら進めないと隙間ができてしまったり、ヒビが入ってしまいます。
さらに嵌め込みの範囲が広い「面象嵌」は極めて難易度が高いもの。
幾度もの試行錯誤と、十数年の歳月をかけて実現した技が光ります。

 
ひときわ存在感を放っている大皿たち。
重量50キロ、直径1メートルにも及ぶ巨大な素地を操り、さらに面象嵌を施す大胆かつ細やかな作業工程を経て創り出されております。



 
白砂磁には、文様をくっきりと表現するために先生が独自に配合した素地を使用されています。
九州・天草の土と海外から取り寄せたカオリン質の土を混ぜ込んでいらっしゃるそう。




ほかにも様々な生き物や植物がモチーフとして象嵌技法で生き生きと表現されています。
皆様のご来廊、心よりお待ち申し上げております。


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