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【開催中!】 鈴木伸吾展 Nihombashi Paradise

2020.02.05


ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ただいま美術画廊で開催中の展覧会をご案内いたします。


鈴木伸吾展 Nihombashi Paradise
■2月17日(月)まで
■6階 美術画廊X


画廊に一歩足を踏み入れると、インパクトのある大きな屏風が3隻、目に飛び込んできます。
皆様、どこかでご覧いただいたことのあるモチーフではないでしょうか。

そうです!
日本橋髙島屋と日本橋三越さんでございます。






川を挟み、屹立する日本橋髙島屋と日本橋三越さん。
この3隻の屏風は、国宝・尾形光琳の『紅白梅図屏風』のオマージュで、中央の屏風は日本橋川を、日本橋髙島屋は紅梅を、日本橋三越は白梅を表しているのだそうです。

後ろを振り返ると、そこには黄金に輝く日本橋の欄干の獅子が。


日本橋の百貨店は日本の消費文化や都市文化を牽引してきた存在であり、消費者にとっても購買だけでなく娯楽や教養といった「豊かさ」を得られるまさにパラダイスでした。
展覧会タイトルの「Nihombashi Paradise」の通り、日本橋という街の縮図がここに表現されているのです。

鈴木伸吾先生は1964年に静岡県に生まれ、1990年に東京芸術大学大学院美術研究科漆芸専攻を修了されております。

鈴木先生の制作は、実際に在る風景を時間をかけて実測することから始まります。
そこから得たデータを元に精密なマケット(縮小模型)を作っていくという、まさに空間をトレースするかの様なその過程により、現実と感情の機微との狭間に生じる差異が微妙な誤差となって可視化され、さらにマケットを撮影することで現実が虚構へと転換し、作品が完成します。

このリアルな日本橋髙島屋と日本橋三越さんも、先生が約3年の年月をかけ実測し、それを元に紙を使って制作されたものなのです。

近寄ってみればみるほど、その精巧さに驚きます。
大きさの異なる壁面のタイル一つ一つまで、実測に基づきほぼ正確に再現されているのです…!


あえて自ら実測することにこだわり続ける鈴木先生。
3年という長い年月をかけて得たリアルな情報、その時々の感情や想いがマケットに反映されることで、建築図面を元に制作される建築模型とはまた異なった、さも実際にそこに存在しているかのような独特の存在感を持つ作品が出来上がるのですね。

会場には、実際に先生が制作の際に使用した資料も展示しております。


ぜひ皆様も先生が表現された「Nihombashi Paradise」を体験しにいらしてください♪
ご来店を心よりお待ちいたしております。



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