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現代美術の室礼 -村山秀紀の見立てー

2019.11.15

ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

ただいま美術画廊で開催中の展覧会をご紹介いたします。

現代美術の室礼 -村山秀紀の見立てー 展
■11月25日(月)まで
■6階 美術画廊X

このたび日本橋髙島屋美術画廊Xでは「現代美術の室礼―村山秀紀の見立て―」を開催中です。


村山秀紀氏は、1952年に東京で生まれ、1983年に京都立入好和堂にて表具師としての修業を始められました。
現在は、立入好和堂代表でありながら自らも作家として表装作品を制作しています。
紙、絹、陶器やガラス、キャンバスに描かれた絵画までも表具に仕立ててしまうその技術と見立てのセンスは、
多くの顧客やアーティストたちから高い信頼を得ています。

今展では、村山氏が日頃から蒐集してきた江戸期の小袖の一部やヨーロッパアンティークのブックマーク、切手などを
本紙に見立てた村山氏オリジナルの表装作品を中心に、現代アーティストの作品を村山流の見立てによって表具に仕立てた作品も発表いたします。

それでは、さっそく今展覧会の様子をご紹介いたします。↓↓


会場内を拝見しますと、従来床の間で飾っていた掛軸のイメージよりもスタイリッシュな雰囲気が感じとれます。

右:sun(大) 中央:双鶴 左:祝ふ
画廊内に足を運び入れると、、華やかな色味がぱっと目に入ってきました。
少し近づいて観察してみましょう、、、



右:sun(大)
本紙の紅絹にはっとさせられますね。
とっても鮮やかな紅色が印象に残ります。



中央:双鶴
躍動感のある鶴が刺繍されており、華やかな印象ですね!
こちらの本紙は江戸中期の小袖を使用して制作されております。とっても古風な仕様でありながら、
背景である表装の緑との色の響き合いによってスタイリッシュな印象の作品となっております。


左:祝ふ
目を凝らしますと、、「祝う」の刺繍が入っております!
実はこちらも江戸中期の小袖を使用しております。
紅の華やかさ、文様のおめでたさはまさに!これから迎えるお正月にぴったりの室内飾りとなっております。


鶴亀

めでたさを感じる紅や、はっとする緑、、
本来、掛軸とは室内に季節を取り入れる道具のひとつでした。
その精神を大切に、若い世代にも楽しんでもらえるようにと、
今展覧会では、現代にとって身近なクリスマスやお正月を意識されながら、作品制作を行われたそうです。


続きましては、、



金工引手風呂先屏風/うさぎ

作品名の通り、風呂先屏風の中央に引手をあしらっております。
引手には飛び跳ねたうさぎがおります!!とっても愛らしいですね!
うさぎは月の使い、とも言われておりツキを呼ぶ縁起のよい動物です。ご自宅にツキを運び込んでまいります♩

 

引き続き鑑賞してまいりましょう、、、

右:ブックマーク/羊飼
中央:西洋花鳥図
左:トランプ


右:ブックマーク/羊飼
こちらはヨーロッパアンティークのブックマークを使用しております。


中央:西洋花鳥図



左:トランプ
日本古来の和室から洋室へと変化した生活スタイル伴い、掛軸も進化を遂げるならば、
今展覧会の現代美術の室礼のような仕様となるのではないでしょうか、、?

美しい色味、紋紗の素晴らしさ、和洋折衷のスタイリッシュさなど、直感と印象で楽しめる展覧会となっております。

 


その他にも!
現代アーティスト、伊庭靖子氏、束芋氏、名和晃平氏、森村泰昌氏、王舒野氏、以上5名の作品を
村山流の見立てによって表具に仕立てた作品も発表いたします。↓↓


また、人形浄瑠璃『曽根崎心中』を束芋が映像インスタレーションとして作品化、昨年NYで公開後、
国内では現在まで一部の限定公開のみであった作品を日本橋髙島屋で一般に公開しております。
村山秀紀氏制作の巻子上に作品を投影した映像作品としてご覧いただけます。↓↓


現代のアート界を担う素晴らしいアーティストと、村山秀紀氏のコラボレーションも必見です!!!
この機会にぜひご来廊くださいませ。


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