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【★予告★】 堀口 徹 ガラス作品展 ‘comma,

2018.06.22
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、近日開催の展覧会のご紹介でございます。
先生の制作現場から、よりいっそうの魅力をお伝えいたします

江戸切子作家 三代目秀石 堀口 徹 ガラス作品展‘comma,
■6月27日(水)から7月3日(火)まで
■6階 美術工芸サロン

2015年から3年振りとなる堀口 徹先生の個展です。

堀口 徹先生は、1976年東京生まれ。二代目秀石に師事し、08年に三代目を継承。
12年日本伝統工芸士(江戸切子)に認定され、江戸切子の旗手として活躍されています。

欧州から伝わったカットガラス技術が、日本の文化と融合し独自の発展を続けた「江戸切子」。

産業として、時代のニーズに応えながら歴史をつむいできた江戸切子ですが、
先生は今回の個展において、アートと工芸を融合させた実験的な作品を出品されます。


そして今回、堀口先生の制作現場を特別に取材させていただくことができました!

こちらがその製作現場です。



江戸切子という伝統的なイメージとは対照的な、現代的でスタイリッシュな雰囲気です。

一日に何時間も過ごすアトリエを、よりよい空間にして制作に反映させようという気持ちから、
このアトリエが生まれたそうです。




工場の一角とは思えないようなおしゃれなインテリアが…
こういったことも、すべては良い作品へつなげるための環境づくりとのこと。

ちなみにお手洗いまで非常に素敵な空間でした。
先生の徹底した作品づくりへの情熱が及んでいるのですね。納得です!



こちらはガラスを削る機械です。ここにも先生の切子へのこだわりが…



先生が積極的に使う100度の刃。

一般的には90度の刃で制作されることが多い江戸切子ですが、
鋭角の断面が光を反射しすぎないように、少し角度のひらいた100度の刃を使用することによって
伝統の模様の良さを際立たせているのです。








先生は、祖父のおこした会社である堀口硝子にて学んで9年で独立し、
アーティスティックな感性や、現代のエッセンスを交えて作品に向き合ってこられました。
今展では、「こんな江戸切子はどうだろうか」という模索からその先への第一歩への
ひとつの区切りとしての「,」comma の意味合いが展覧会タイトルに込められています。


羊のマークは修行を積んだ堀口硝子のトレードマーク。
祖父の興したガラスの会社の心意気を踏襲しています。

今展に出品される作品の一部を特別に見せていただきました。
オブジェでありつつも、実際に使ってみたくなる工芸品でもある、アートと工芸のバランスを感じる作品です。



昭和ごろから定着している伝統柄には、その伝統ならではの普遍的な良さがありますが、
そこにさらに新しい手法や素材を足すことに挑戦した結果がこの作品たちです。

今回の作品は、お納めの際の箱(共箱)にもとってもこだわって用意してくださいます
そちらもぜひお楽しみに・・・


江戸切子の定義は硝子であることや手作業であることなどがあげられますが、実は色や模様や用途で規定されたものではないのです。
つまり、とても自由な制作に向いているのです。
そういったところから言っても、今後先生が開拓していく江戸切子の世界が楽しみですね。


「切子」というトラディショナルなイメージに対しての挑戦ともいえる作品にぜひご期待くださいませ。


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