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《髙島屋美術部創設110年記念》上村淳之展―浄土にあそぶ―

2018.05.16

ブログをご覧いただき、誠にありがとうござます。

開催中の展覧会のご紹介です。

《髙島屋美術部創設110年記念》上村淳之展―浄土にあそぶ―
■5月22日(火)まで
■日本橋髙島屋6階 美術画廊




上村先生は今年85歳で、京都出身。
祖母は上村松園、父は上村松篁という、日本画壇の名門出身の花鳥画家であり、
日本画壇における花鳥画を独自に発展、世に知らしめてこられた多大な功績が称えられ、
2013年には文化功労者に任命されました。

鳥類研究家の顔も持つ先生は、現在も奈良「唳禽荘」にて
さまざまな種類の鳥たちの世話をしながら制作に取り組まれていらっしゃいます。


「幼白鷹」30号


『浄土にあそぶ』というテーマには、想像力を駆使して穢れなき自然の姿を描きだそうとする先生の意気込みがこめられています。


自然と真摯に向き合い、鳥のことを鳥に聞きながら制作された花鳥画は、
観る者の心を静かに浄土のような精神世界へいざないます。




「雪舞う日」尺五 (ベニヒワ)






ただ美しい、かわいらしいだけにとどまらず、そこに鳥たちの物語がこめられているからこそ、
私たちは描かれた自然や鳥たちの姿に心を託して観ることができるのでしょう。


「雪の日」尺八 (ルリビタキ)


かわいらしい姿の小さなルリビタキも、余白の冬の空気と共鳴してどこか凛とした佇まいです。



「緑陰」318×818mm (コマドリ、オオルリ、キビタキ)


「春野」318×818mm (ミヤマホオジロ、メジロ)


「青鳩」20号



色彩の美しさにも、絵の具の質感ややわらかな筆遣いにも、うっとりするような作品です。



葉につもる雪にも、先生の自然への卓越した観察眼と想いとが表現されています。
絵の前に立ち、じーっくり世界に浸ってみると、冷たい澄み切った空気の中つもるあの雪の感触を絵の中に見つけることができます。

展覧会は5月22日(火)午後4時までです。
どうぞ会場まで足をお運びいただき、花鳥画の真髄をお楽しみくださいませ。


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