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【美術画廊X】 吉川民仁展 Timbre

2018.04.11
現在、美術画廊Xで開催中の展覧会のご案内です!
吉川民仁展 Timbre
■4月23日(月)まで
■6階 美術画廊 X

吉川民仁先生の2015年から3年振りの個展。
150号の大作から小さな窓くらいのサイズの小品まで展開していて見ごたえ◎。

展覧会タイトルの『Timbre(ティンバー)』とは音色・音質という意味で、前回個展よりもパワーアップした鮮やかかつ重厚な色彩表現から作品の持つリズムや色層がおりなすハーモニーを存分に感じていただける展示になっています。

画廊にたちこめる油絵の具のにおいが、画面いっぱいに主張された油絵の具の素材としての存在感をさらに演出していて、画廊Xはいつもにまして濃密な空間に…


「白い朝」 油彩 911×731mm
すがすがしくまろやかな冷たさを感じる白と水色が、深く息を吸いたくなるような情景を思い起こさせる「白い朝」。
先生は絵画ができあがったあとに、その絵に合うタイトルを決めているのだそう。
もしこの絵の前に立って、白い朝というタイトルがついていなかったら、どんなタイトルをつけますか?


作品はすべてペインティングナイフで制作されていて、油彩の特性から得られる偶発的な色彩の層や、筆の描画では表現できないような色のグラデーションが、絵画という人為的な行いの中でまるで自然風景のような佇まいを見せています。


「春の香」 油彩 1822×2274mm

大作の前では絵を離れてスケールを感じて観て、繊細な細部とナイフの痕跡を近づいて観て…と楽しんでみてください。




厚く重ねられた絵の具がペインティングナイフによって規則的に均され引き摺られて発生するぼやけたようなにじんだような景色は、めまいをひきおこされるような不思議な奥行きを生んでいます。



顔を近づけてみることで、絵の具のさまざまな表情が観察できます。










まだ乾いていない絵の具の表面をひっかくことで生まれる線の、そのまた内側の絵の具の重なりもまた面白い表情を見せています。










そして今回は、第二会場を設けて小さな作品をたくさん展示しています。
大作に夢中になってこの看板を見落とすことなかれ。
その奥にはカラフルな小部屋が… 必見です。


カウンターの芳名帳の横にはハガキサイズのドローイングも置いてございます。
ぜひこちらも忘れずご覧になってくださいませ。




ジャンルとしては平面と分類される絵画ではありますが、
先生の作品は、物質としての絵画を目の前にしたときにはじめて体験できるような存在感と迫力を持っていて写真では伝えきれないのでぜひ実物を見てほしいと思います。

美術画廊スタッフ一同、ご来店をお待ち申しあげております。


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