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《髙島屋美術部創設110年記念》人間国宝 鈴木 藏 展

2018.04.11
ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

美術画廊では先週に引き続き、今週も大きな展覧会を開催中です!


《髙島屋美術部創設110年記念》人間国宝 鈴木 藏 展
―造化にしたがひ、自然にかへれとなり―
■4月17日(火)まで
■日本橋髙島屋6階 美術画廊

 
「志野」の人間国宝(重要無形文化財保持者)、鈴木 藏(すずき おさむ)先生による9年振りの個展です。

先生は1934年、岐阜県土岐市に生まれ、かつてこの地で焼かれた志野に取り組んでこられました。
以来桃山陶芸の原点を大切にしつつも、古陶の形式に拘り過ぎることなく
「現代の志野」を生み出す姿勢を貫いていらっしゃいます。

先生が陶芸の道に進んだのは、お父様からの強い意向もあったそうです。

多治見工業高校を卒業後、陶芸で生計を立てることの大変さから興味を示さなかった先生に対し、
お父様は自身の釉薬の研究の助手に据えて様々なことを教え込みます。

23歳の頃、たまたま轆轤をやった際、
「これなら俺でもできるな」
と思ったことがきっかけで、自ら作品を作り始めます。


「どうせやるなら新しいものを造ってみたい」
という気持ちで作陶を続け、最初に出品した現代日本陶芸展で入賞を果たします。
その時の作品が志野だったそうです。

 
以来、桃山時代の名品の数々から手法や表現を研究し、ガス窯で試験を重ね、
その中から見出した新たな可能性を追求して自らの作品に生かすことで、
志野でありながらこれまでにない志野を次々に生み出してこられました。

そして1994年に「志野」で重要無形文化財保持者に認定されます。


「伝統を今日にどう生かすか」
ということが昨今の作陶のエネルギーだそうです。



それでは早速会場の中をご紹介させていただきます!



 



 
志野茶碗と鼠志野茶碗です。長年志野と向き合ってきた先生の力作です。圧巻ですね
 



  

会場では先生の書も展示しております。ちなみにこちらは「直哉」と書いて
「ちょくなるかな」と読みます。
禅語で「如何にも正しい、真直ぐである」という意味です。
先生の書は禅語を書かれることが多いです。うーん、、深いですね。


雰囲気のある会場となっております。



先生いわく、志野には
「日本人の美意識と感性が凝縮している」
とのことです。

また、実は桃山時代に志野が作られていたのは20年間だけだと言われています。
その3倍の60年志野と向き合ってなお、先生は探究心を緩めません。


品格と力強さを併せ持つ、先生の新作の数々を、
ぜひこの機会にご覧くださいませ!

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております!

 

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